【ベンチャー転職】スタートアップへの転職はどれくらいリスクがあるのか?

こんにちは!るばりん(@lubalinlin)です。

ベンチャーへ転職してみようと思うけどなかなか一歩が踏み出せない。
そう思う人の中には、ベンチャーへの転職はどれくらいリスクがあるのか?と疑問に思う人も多いのではないでしょうか?

このブログでは、実際にベンチャー企業に勤める筆者が、どれだけベンチャーとはリスクがあるのか?実際に働いてみてどうなのか?というところを、色々な角度で紹介します。

また、実はリスクばかりではなく、ベンチャー企業で働くことは大きなメリットもあります。

それでは順を追って紹介していきますね。

目次

3つの大きなリスク

大きく下記のような3つのリスクがあります。

 

  1. 倒産のリスク
  2. 年収が下がるリスク
  3. チームメンバーとうまくいかないリスク

一つ一つ詳しく解説していきます。

①倒産のリスク

創業間もないベンチャー企業は、いわゆる一般的な企業よりも倒産する可能性は高いといえます。

よく「第三者割当増資」で数千万資金調達しました!などとニュースになっていることも多いと思いますが、あれは利益がでているのでも何でもなく、外部の投資家に対して、創業者もしくは創業メンバーが株を譲渡し、その引き換えとして事業を継続する上での資金を得ているものです。

多額の資金を調達できたからと言って安泰ではなく、その後会社が成長し資金調達を続けるか黒字にならない限り、会社というのはいつか潰れます。それはベンチャー企業であろうがなかろうが、関係なく同じことです。

②年収が下がるリスク

次のリスクとして年収が下がるリスクがあります。
数年前に比べると、ベンチャーだからといって年収が下がることは少なくなってきました。
本当に事業の成長に貢献できる人であれば、1千万以上の年収をもらうことも可能です

しかし正直なところ、ベンチャー企業の成長のステージによります。
ベンチャー企業の成長ステージ・投資のラウンドというのは下記のようなステージがあります。

  1. シード
  2. シリーズA
  3. シリーズB
  4. シリーズC ~

段階に応じて企業の時価総額を増やしていきながら、資金を調達していきます。

シード期というのは、本当に会社をはじめたばかりで、数千万円程度の資金を調達する程度の規模が多く、潤沢に運転資金があるわけではありません。

この時期に高い給料をもらうのは難しく、給料を抑える半面、ストックオプションなどを発行していい人材を獲得しようとする企業が多いです。

シリーズA以降は、ある程度サービスができ、成長する兆しが見えてきたベンチャー企業は、徐々に給料を払いながらいい人材を確保し始めます。

自分がある程度年収という形でお金がほしいのか、年収は抑えてもいいから成功したら多額のお金がほしいのか、など、成長のステージも含めて、どの企業に行きたいか選ぶのが良いでしょう。

個別の条件などは、転職の際に転職エージェントやベンチャー企業に直接聞きながら交渉するのが良いでしょう。

③チームメンバーとうまくいかないリスク

ベンチャー 転職 リスク

もう一つはチームに関係することです。

私自身感じたことですが、大きな企業であればあるほど、異動すると転職のように職種を変えることが出来ます。

一方、少人数のベンチャー企業はそうは行きません。

ただでさえ濃密な議論をしながら一緒に事業を作り上げる必要があるベンチャーの中で、仲違いというのは致命的です。異動するようなチームもないので、会社を去る必要があります。

このリスクを回避するためには、一緒に働くメンバーを事前によく知るように努めたほうがよいでしょう

ベンチャー企業の大きな3つのメリット

「ベンチャーにいくのはリスクが高い」と思う人も多いと思いますが、それを超えるようなメリットもあります。

具体的には下記の4つです。

  1. 短時間で濃密な経験値を貯めることができる
  2. 年齢・経験値を問わず大きなチャレンジができる
  3. Exitに成功すればかなり大きな収入を得ることができる
  4. 将来起業したい人にとっては最高の経験値が溜まる

こちらも一つ一つ見ていきましょう。

①短時間で濃密な経験値を貯めることができる

毎日目まぐるしいほどの変化を前に、新しいことにどんどんとチャレンジをしていきます。

大きな会社であればあるほど、多くの関係者との意志の統一や調整、時には対立する意見をどうやってまとめていくのか?などに力を使います。

場合によっては、本当に面白いサービスが実現しそうであっても、既存事業とかぶってしまうからなどの理由で、新しいことをさせてもらえない、というケースもあります。

実際に大企業時代の私の仕事の多くは、上記のようなものでした。

ベンチャー企業での働き方は全く違っていて、惹かれたレールも、既存事業も、多くの関係者との調整はありません。
それよりも、

どうやったら本当にユーザーに求められるサービスを作り上げることができるのか?
どうやったらそれを多くの人に届けることができるのか?

と、常にユーザーのことを考えながら、集中してサービスや事業を作っていけるので、本当に濃い経験ができます。

新しいサービスを作り上げ、その事業を拡大させる経験をつめたのであれば、正直ベンチャー企業だろうが大企業だろうが引く手あまたの貴重な人材になれることは間違いがありません。

②年齢・経験値を問わず大きなチャレンジができる

大きな企業になればなるほど、昇進は順番待ちです。
大手商社などでも、年収は年齢で決まっているなんてことは、今でもあります。

大手企業から転職をする人によくあるのが、「自分の上司たちを見ていたら、自分の(あんまり望んでいない)未来が見えてしまった」という話。

ベンチャー企業にはそんなことは全くありません。
自分の事業は自分で作っていくし、成功するかしないかも自分次第。

好きなだけチャレンジができるし、事業とともに自分自身も成長することができます。

③Exitに成功すればかなり大きな収入を得ることができる

ベンチャー企業への転職では、創業期に近ければ近いほど、生株やストックオプションなどを貰える可能性があります。

可能性と書いているのは、どれくらいもらえるか、もしくはもらえないかは、正直会社次第ですので、個別に確認をすることをおすすめします。

総じて、生株やストックオプションが貰える場合は、その分年収が下がることも多く(例外の会社もあります)、会社が成長して成功してからあとになってその成果に対して大きな収入が発生する形です。ポジションによりますが、その分もらえる金額もかなり大きな額になるでしょう。

こちらの記事、「上場前ベンチャーでストックオプションをもらえば億万長者になれるのか?」も参考までに見てみてください。

④将来起業したい人にとってはベンチャー転職は最高の経験値が溜まる

ベンチャー 転職 リスク

自分の会社を起業したいと思っている人には、正直最適な環境かと思います。
ある意味起業家ほどのリスクを取らずに、ベンチャーの醍醐味を味わえ、実際に働いてみて、あらゆる経験値を溜めていくことができます。

これが目的の人は、まだ創業したての数人の段階で、ベンチャー企業に転職するのがよいと思います。

数十人、数百人になってくると、組織としての課題なども出てきて、数人のサイズとはかなり違う体験になります。なるべく起業したばかりの小さなベンチャー企業にジョインしてみてください。

リスクをとらないことがリスクになる時代

ベンチャー 転職 リスク

「新規事業部なんて、いつどうなるかわからんから行けない」
「ベンチャーってだいじょうぶなの?すごいねー」

数十万人の大企業にいたとき、そんな冷ややかな声を浴びせられることもあります。
一方、何がリスクなのか?といういことは真剣に考えたほうが良いです。

どんな形だろうと、「個で何かを作り出す力」が求められている時代になってきました。
大企業にいると、実はそれが失われる傾向が非常につよいのが現状です。

自分で手を動かさず、サラリーマンとしてなにかの歯車になって自分の仕事人生を過ごした後待っているのが、課長や部長職が足りずに行き場を失うおじさんたち(男性に言及していますが意図はないです)。転職しようにも何もスキルもなく、行く場所がありません。

改めて言いますが、今の時代に求められているのは、「個で何かを作り出す力」であり、ベンチャー企業ではそれを徹底的に磨き上げることができます。

リスクを取りながら、リスクを管理し、成功確率を高めていくことが、今後は本当に重要です。

おすすめは元いた会社に戻れるようにして転職すること

私も実践していることですが、元いた企業にいつでも戻っておいでと言われており、例えいまのベンチャが倒産したとしても、路頭に迷うことはありません。

あとは、自分が転職市場でどれくらい引き合いがあるのか?どんな企業から転職オファーがあるのか?というのも事前に知っておくと、転職する際に精神的に安心します。

下記の記事も参考にしてみてくださいね↓

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最後に

私は実際にベンチャー企業に転職し、このメリットを本当に毎日のように得ていますし、今後のキャリアにとって本当にメリットしかありません。

ある転職エージェントの方からは、「るばりんさんが、もともとの大企業の経験だけしか持っていなかったら、声かけていませんでした」と言われたこともあります。

みなさんも色々探してみてくださいね。

ではでは!

るばりん

この記事を書いた人

元上場企業の新規事業部 | 0から事業を立ち上げるべくベンチャーの世界へ | 現在はあるベンチャーでビジネス責任者 | 米国トップMBA校卒 | ベンチャー転職術、MBA受験、ブログ運営術などを発信 | 大の犬好き

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